ずいぶん前にマカオのホテルについて少~し書きましたが、遅ればせながら、マカオ旅行記その2、マカオ市内観光編をUPしたいと思います。
マカオはコンパクトな街ですし、タクシーも安価です。また、各カジノが運営している無料の観光バスも運航していて観光がとっても楽です。見所も多いですし、ポルトガル領だったこともあり香港とはまた違った雰囲気が漂います。今回ご紹介するところを全て回っても1日で観光ができますので、どうぞ参考になさって下さい!
- まずはタクシーでセドナ広場へ!
- セナド広場から大堂へ
- モンテの砦 マカオ中心地が一望できます
- マカオ観光のハイライト 聖ポール天主堂跡へ
- マカオ名物「アフリカンチキン」を食べに 「Solmar」へ
- マカオ最古の中国寺院 媽閣廟へ
Contents
まずはタクシーでセドナ広場へ!
「ホテルオークラ・マカオ」に宿泊、朝食がついていないプランだったため、起きてすぐにタクシーでセナド広場に向かいます。ここはほとんどの旅行者が観光の始点とするかと思います。波模様のモザイクが特徴的です。
右手の建物が仁慈堂大楼です。かつて慈善団体だったところですが、今や西洋風なファサードが印象的な撮影スポットです。
左手奥の黄色い建物の1階に「黄枝記」があります。おかゆと麺で有名な老舗です。朝8時から夜23時まで営業しています。私たちが到着したのは朝9時でしたが、すでに満席に近い勢いでした。海老ワンタン麺(40MOP、約520円)と、海老の卵麺(60MOP、約780円)。マカオは物価がけっこう高いです。観光客は皆海老の卵麺を目当てに来るのですが、現地の方が食べているほかの麺や炒め物もかなり美味しそうでした。なお、朝11時ごろ再度通過したときにはお客が道路に溢れるほどごった返していて、入れる気配すらありませんでした。ピーク時を避けて訪れたほうがよいです。
マカオでは香港ドルもストレスなく使えます
マカオの通貨単位は「パタカ(Pataca)」で、「MOP」と表記されます。香港との往来が多いたいめ香港ドルをそのまま使うこともできます。その場合は等価交換、つまり1HKD=1MOPとります。厳密にいうと常に香港ドルのほうが強いため、お店の方香港ドルで支払ったほうが喜ぶようです。が、マカオだけに滞在する方はパタカだけ用意すればいいと思います。カジノには必ずズラリと両替所があり、レートも良いので気楽に両替して下さい。
※2017年8月現在 1MOP=約13円です
※逆に香港でパタカは使用できません。ご注意を
セナド広場から大堂へ
お腹もいっぱいになったところで、観光スタート。セナド広場からは簡単に各名所にアクセスでき、(坂は多いですが)歩きやすい道が多いので、ウォーキングが好きな人にとってはピッタリな街です。
まずは2時間くらいかけて、セナド広場を拠点にしたエリアを回ります。
車道を背中にして、セナド広場を奥へ奥へ。上の写真のような道を3分ほど進むと、まず現れるのは大堂(カテドラル)です。
マカオにおいてのカトリックの最重要な拠点ということで、ローマ法王もお出迎え。(でも先代のような…)
モンテの砦 マカオ中心地が一望できます
そこからは普通はこのエリアのハイライト、「聖ポール天主堂跡」を目指すのがガイドブックのオススメするルートのようですが、私たちは体力があるうちに坂のてっぺんにある「モンテの砦」を目指しました。
観光エリアからいったん離れると、人々のリアルな生活が垣間見られます。モンテの砦に通じる坂は大変傾斜がキツく、アキレス腱が伸びる伸びる…。それでも、大堂から20分くらいです。
なんだかイベントがあるのか、やたらとアニメのポスターが貼ってありました。動漫萌的…うん、なんとなくわかる…。
汗だくになりながら登ると、太極拳をやっているオバちゃんたちが。ようやくモンテの砦のある広場に到着。
苦労して登ってきただけあって、吹き抜ける風がとっても気持ちよいです!
そしてコチラがガイドブックによく乗っている構図の写真。レプリカの大砲が置かれています。特徴的な形の金色の建物は「ホテルリスボア」。とってもマカオらしい写真が簡単に撮れますよ。
モンテの砦は1600年代に防衛基地として建造されました。実際には大砲は一度しか使われなかったとのことです。
マカオ観光のハイライト 聖ポール天主堂跡へ
モンテの砦から木の生い茂るハイキングコースのような小道が延びています。そこを道なりに10分ほど下っていくと、聖ポール天主堂跡です。
このアングル、よく見かけますよね♪
後ろからみると…こうなっています。
1600年代前半に建てられ、1835年の火災で焼失してしまった「聖母教会」の跡地です。今となっては「前壁だけ」ということが、かえって印象を残しています。
この周辺はマカオいちの大混雑エリア。お土産屋さん、レストランが立ち並んでいます。
マカオ名物「アフリカンチキン」を食べに 「Solmar」へ
ちょうどお昼どきになったので、事前に調べて気になっていたお店に行ってみます。聖ポール天主堂跡から10分ほど歩いてセナド広場に戻り、そこからさらに5分ほど歩いたところにある「Solmar」。チキンをスパイスで焼いたり煮込んだりしたマカオ名物「アフリカンチキン」の有名店のひとつです。
とっても美味しかったので、他のオススメレストランとともに別記事にまとめました。よろしかったら詳細はこちらをご覧下さい♪
お腹いっぱい食べたので、カロリー消費!ということで、マカオ半島端の「媽閣廟」まで歩くことにしました。
マカオ最古の中国寺院 媽閣廟へ
私は歩くの大好き!なので、セナド広場から媽閣廟まで歩いてしまいました。歩くと思いがけない発見や、計画にはなかった興味深い場所に多々遭遇するので歩いているだけで本当に楽しかったです。マカオは大小の教会が多く、この日は猛暑だったので、教会で涼を取らせてもらいながら、タラタラと歩きました。
…それでも猛暑の中徒歩1時間はあまりオススメできません。タクシーかバスでアクセスするのが普通です。マカオ観光の情報サイト「Macou navi」さんによると:
セナド広場近く「新馬路」のバス停から、5、7、10、10A、11、21A番のバスで約20分。「媽閣廟」のバス停で下車。
…というのが通常のアクセスです。
マカオの対岸は珠洲市ですので、船で中国人観光客が大勢訪れますが、彼らがまず訪れたいのが、ここ媽閣廟なんだそうです。
小高い丘のふもと入り口があります。頂上に本堂のようなものがあるので、休み休み登っていきます。シンドイですが、景色はすばらしい!
しつこいようですが、歩くのがとても好きな私はここからまたセナド広場まで戻り、無料バスでホテルに戻りました。ホテルに到着した頃にはどっぷり夜に…。
マカオは観光エリアがギュっと凝縮されていますので、香港の旅のついでにでも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?1日だけの観光でも満足できますよ!
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